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サイトウ タカヒコ Portfolio (旧HP)

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2006年 06月 30日

映画を見て人を殺したやつはいても、演劇を見て人を殺したという話はまず聞かない。

映画を見て人を殺したやつはいても、演劇を見て人を殺したという話はまず聞かない。_a0059578_0331291.jpg昨日の釈迦堂切り通し。
26年前、原田芳雄はこんな感じで歩いていたのですね。

つい借りてしまった映画「ツィゴイネルワイゼン」。見るほどに波が来る。おもしろい。

日暮れと共に
世田谷パブリックシアター。
ロベール・ルパージュ演出&出演。
舞台「アンデルセン・プロジェクト」。


人生で今一番頭の中をのぞいてみたい人物。
空デのクレイジーマッシュ、コタケ教授も推す気鋭の演出家。そして映像使い。

オペラ座で子供のためのアンデルセン演劇上演が計画される最中、右往左往する人々(作詞家、プロデューサー、ポルノショップの若者)の一人芝居半群像劇。

作るってことは何ぞや?ということをしんみり考えさせる作品。
現代小説のような独特のリズムと展開が魅力的。
セットがカウリスマキな感じ。そう見ると主人公もどことなくラヴィド・ボエム。

あさってから日本語版で白井晃版もあるとのこと。
誰かが背中を押してくれるようなカタチになれば是非もう一度行きたいトコロ。

by s-tou-takahiko | 2006-06-30 01:00 | 雑想(制作以外)


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