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サイトウ タカヒコ Portfolio (旧HP)

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2006年 03月 14日

毎年恒例。

毎年恒例。_a0059578_2215278.jpgの発熱をやらかしダウンしていた先日。夜勤先で猛烈な花の臭気にさらされながら気づけば37.6度。

12日は打ち合わせに顔出し。ついでにSONYのHDVカメラのテストに立ち合う。長野の蕎麦屋の若旦那のNお兄さんと再会。二年前の出会いから換算すると十日もあっていない計算だったがちょっとだけずうずうしくカメラをいじらせてもらう。相変わらずファインダーは白黒だったな。
ん~四年のHDVの授業にそこはかとない魅力がわいた一日。

最近見たもの
映画「マグノリア」 監督 ポール・トーマス・アンダーソン
訳がわからないのに引っ張られて引っ張られまくる映画。このテンポ作りと構成がべらぼうに力のあるつくり。ただ実際2時間50分というちょい長であり後半に目に見えるスローテンポがむしろ不健康生活ひいては発熱につながったと言っても過言ではない。
しかしこの映画で立証されたのは性の導き役であるトム・クルーズ。「2001年~」でおなじみのあの曲が流れ始めるところからいきなり「Take a cunt!」(思い切りスラング。字幕翻訳と吹き替えでそのニュアンスの違いを楽しむ嗜み方もアリ)と現れればレンタル代分はあっというまに楽しませくれる。
映画「ヤンヤン夏の思い出」 監督 エドワード・ヤン
中学生か高校の初めに見て「トラウマ並みにものすごい暗い」という印象を受け、「覇王別姫」と並び長年に渡り中国映画離れを引き起こした張本人的映画。
暗い映画に対して多少許容力がついたので再鑑賞。・・・そんな暗くない。っというかむしろ良い!映像の奇麗さに始まり(クリストファー・ドイルの弟子ということで納得)人物の作り込みのバラエティや深み。子供を使った憎い演出もあるがそれを指摘してもやはり良い!映画「機械仕掛けのピアノのための未完成の戯曲」に似たような状況が出てくるがそれはそれでロシア映画と台湾映画の比較になって楽しめる。

by s-tou-takahiko | 2006-03-14 22:55 | 雑想(制作以外)


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