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サイトウ タカヒコ Portfolio (旧HP)

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2006年 03月 06日

雪が溶けて、川になって流れて行きます。

悪酔いして一人で喫茶店に行ってコーヒーを飲んだ。
それから、国分寺のタバコの充満する部屋でカモラれた。ネギをしょっていたのが悪かったのだ。ここはベガスではないというのに・・。
飲みの席で花束をもらったが自分の雑然とした部屋において枯らすのがどうにもためらわれた。不謹慎で送ってくれた人には失礼千万な話だが、おとといくらいの深夜、目黒と五反田の間の坂道にたくさんの花束が手向けられている場所があってなんとなくそこを帰る途中思い出したので帰り際にその花を手向けることにしてしまった。道端で死んだか線路の上で塵と消えたかはわからないがとりあえず合掌。

三時間くらいの睡眠にありつき、今度は国立へ。
映画「うなぎ」の原作者の吉村昭の短編「少女磔刑」を読む。
久々に吐き気のする小説を読んだ。つまらないということではなく本当の意味で。

スクリーンのある居酒屋木乃久兵衛にて黒坂ゼミと東北工業芸術大学の映像関係ゼミの人との交流上映会。
ドキュメンタリーが実際多く、趣旨をあまりわからず参加した&半徹の状態の人間には大いに過酷に思われた。後ろを見ると同じように振り子状にゆれながら眠っている男がいた。
ちなみに新年最初に聞いた黒坂教授の言葉はS女史に向けられた
「荒川静香に似てるね。」という一言だった。

その中で武蔵野っ子に恐らく衝撃を与えた作品。宍戸幸次郎氏(デジスタの作品は覚えてた。そうか、この人だったか。)の「naked youth」。
真の意味で実写とアニメの中間もしくは境目を見たような気がした。キタ。
話自体は物語というほどしっかりした存在は感じられず、そのかわりなんとなく色々考えさせらるというかちょっと軽はずみに感想が出るようなものでなかったので、割と当たり障りのない感想を言ってしまった気がしたが親切にもDVDがもらえたので明日にでもじっくり。

前の黒坂ゼミであった留学生の人や芸祭で出会った人や三浦さんの関係の上映会で出会った人や浅野優子女史とも再会できてよかった。ニコニコ倶楽部のリンクからも出入りできるpprzrggn氏ともようやく言葉をかわせた(一応リンクを張っておきます)。

多少長い一日だった。気づいたら6時間も映像を見ていたのであって。

by s-tou-takahiko | 2006-03-06 03:35 | 雑想(制作以外)


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