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サイトウ タカヒコ Portfolio (旧HP)

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2005年 11月 13日

仲間由紀恵の顔が疲れているような気がする。

今日は「TRICK」のスペシャルでした。すっかり忘れとった。


今日は四年生の白取さんの卒業制作の手伝いに行ってた。ロケ地は小平第四中学校。

中学生のちょっとした恋の物語(たぶんそう)ということで14,5人もの十代エキストラが参

加。なんか教育実習生の気分がした。

ただ5つくらい歳が離れているんだから向こうにしてみると緊張したかもしれない。

相変わらず笑い顔ができてるかわからないから自分は。

心地よい日差しの中でののんびりした撮影だったけど問題なく終了。

とりあえず四年の安達さんと川瀬さん(進級でコメントをくれた人。ありがたい。)と油絵科の

中原さん。映像科の目黒君という優しき方々とも知り合えたし、おもしろかった。


今日見たもの
映画「エメラルド・カウボーイ」
ドキュメンタリーと思ったらドキュメンタリー風ドラマだった。日本人ながらコロンビアのエメラルド王となった早田英志氏の自伝的映画。若き平原児だった頃のパートと社長となってからのパート(しかも自分で自分を演じてた)の二部構成。黒部ダムを作った男達のように「汗臭い泥臭い」を期待していたが前半はなんかゆるいハリウッドのウェスタンドラマみたいだった。後半のパートの方が銃撃戦ありぃの脅迫沙汰ありぃのでおもしろかった。ただ早田氏自身が出資している映画だからちょいとした「ビック・フィッシュ」みたいな話なのかもしれない。でも関野さんはこんな国でグレートジャーニー大変やったろうな。

# by s-tou-takahiko | 2005-11-13 23:51 | 雑想(制作以外)
2005年 11月 12日

そして佐藤君は橋本駅へと帰った。

もんじゃってのはなんであんな見た目がわるいんだかね。

高いし。880円って・・。食べるまでの工程の半分以上セルフサービスじゃねえか。

そのせいで危うく恵比寿でのバイトの面接に遅刻しかける。


佐藤君というのは一緒に面接受けた人で、気さくな人だったんで面接の後近くで一服した。

都立大学で経済やってる岡山の人で、映像に興味があるってから気づいたらまたこっちが

相変わらずしゃべり過ぎてた。でも経済学部の話題で知ってる単語なんて「マクロ経済・ミク

ロ経済」くらいしかないからたぶんもたんかっただろうね。

ただなんで橋本駅(正確には寮住まいだから橋本の近くの駅なんだけれども)からわざわ

ざ新宿にも渋谷にも同じ系列の店はあるにも関わらず恵比寿まで来るのかと、とても突っ

込みたかったがやめておいた。


今日見たもの
映画「焼け石に水」
人の気分も知らず見たくもない映像を見せた罰として「始終早回しの上、獄門の刑」に処す。胸くそ悪いわ。レビュー見たら評価はあんま悪くないみたいだけど、とりあえず早回し。ポスターに騙されたな。完全に。
映画「地球防衛軍」
もう一回見ようと思って借りたけどイマイチだった。話としては宇宙人が攻めてきて、ロボットの怪獣が出てきて、人類が立ち上がるって感じだけど、テンポがなんか悪かった。ロボット怪獣は鼻んトコにドリルがついていて、頭の上をアンテナが回っているという愛らしいもの。確か東宝最初のカラー作品だったハズ。ピストルで50Mの怪獣に本気で立ち向かっていた50年代特撮映画の大作。
映画「機会じかけのピアノのための未完成の戯曲」
チェーホフが原作なのと昔買った洋書で全然読めない「ヨーロッパ撮影史」的な本に載ってたので見た。相変わらずのチェーホフ節。19世紀末のロシアの田舎の地主の館での宴会の話なわけですがとても切なくてジンジンくる。人の誰にも攻められない弱さみたいなものがよく、それでいて綺麗に映し出されてます。
最後、大学中退で結局ただの教師にしかなれなかった男がかつての恋人(しかもお互い違う人と結婚している)を抱きしめながら「未来を信じすぎていた。」というセリフが全てを物語っています。最も反ハリウッド映画的ですが、是非一回くらい見ていただきたいものです。

# by s-tou-takahiko | 2005-11-12 23:58 | 雑想(制作以外)
2005年 11月 11日

11日必着の郵便物を11日に出しても11日に着く。

らしい。三浦教授から四本の作品を展示用に一本につなぐ作業を頼まれたが、

10日の23時に帰って、作業して11日の午前0時。コンビニに行ってはや1時なので

いかがなものかと思ったがどうやら11日の14時以降に着くらしい。びっくりした。


とりあえず見たものが溜まってきたんで日記短め、感想長めで。


昨日&今日見たもの
映画「パッチギ」
親父の「このシーンがいいんだよ」方式でコマ切れで見ている内に、全部見てた。
オイル漏れではなく、フォークルの「悲しくてやりきれない」のくだりで久々にキタ。泣ける。
あまりにも正攻法な話だが、とてもよくできてる。人物もセリフも画も。今更言わんでも名作だけど名作。クライマックスからラストにかけては文句ございません。
映像科のエンタメ人ヤマナカ先生の卒制はこんなん作って欲しい。

映画「オペレッタ・狸御殿」
さっ、賛否両論の清順先生最新作。・・・僕はありだと思います。細かいことはいいんです。スタジオの床が見えているとか、なぜ美空ひばりがでてくるのかとか。清順先生の場合は。
映画館とかで前情報とかナシで見たら問題は多いでしょうけど。OPだけが良いことでおなじみの「ピストル・オペラ」よりは全然話としてはまとまっているし愉快でおもしろいと思います。
もともと「なにがNGでなにがOKかわからない。」という人なんです。いいんです。これで。

映画「赤目四十八瀧心中未遂」
再確認の意味でもう一回DVD借りて見た。どこか普通とは(いや、かなりか)違う街の中のとげとげしいほど個性さんな登場人物が溢れている。行き場がなく、流されていく主人公に感情移入できるって点で偏った意見ですがおもしろいと思います。画作りとしてもとても詩的で幻想的。なんと言っても赤目四十八瀧が飛びぬけてきれい。実際、一度行ったけどほんとよいトコ。京都から二時間で行けます。

# by s-tou-takahiko | 2005-11-11 21:30 | 雑想(制作以外)