<   2006年 06月 ( 23 )   > この月の画像一覧


2006年 06月 30日

映画を見て人を殺したやつはいても、演劇を見て人を殺したという話はまず聞かない。

a0059578_0331291.jpg昨日の釈迦堂切り通し。
26年前、原田芳雄はこんな感じで歩いていたのですね。

つい借りてしまった映画「ツィゴイネルワイゼン」。見るほどに波が来る。おもしろい。

日暮れと共に
世田谷パブリックシアター。
ロベール・ルパージュ演出&出演。
舞台「アンデルセン・プロジェクト」。


人生で今一番頭の中をのぞいてみたい人物。
空デのクレイジーマッシュ、コタケ教授も推す気鋭の演出家。そして映像使い。

オペラ座で子供のためのアンデルセン演劇上演が計画される最中、右往左往する人々(作詞家、プロデューサー、ポルノショップの若者)の一人芝居半群像劇。

作るってことは何ぞや?ということをしんみり考えさせる作品。
現代小説のような独特のリズムと展開が魅力的。
セットがカウリスマキな感じ。そう見ると主人公もどことなくラヴィド・ボエム。

あさってから日本語版で白井晃版もあるとのこと。
誰かが背中を押してくれるようなカタチになれば是非もう一度行きたいトコロ。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-30 01:00 | 雑想(制作以外)
2006年 06月 28日

曇華院達道常安居士。

a0059578_23161633.jpg電池が切れ半分トイカメラと化したF3と三人の冒険家。そして自分の四人。

鎌倉へ。

アジサイだらけの明月堂から
小津安二郎の墓へ。というかタイトルは小津の戒名。
鶴岡八幡宮。
とある場所を越えて江ノ島。

して、そのとある場所とは・・・

a0059578_23302590.jpg鈴木清順の映画「ツィゴイネルワイゼン」
でお馴染みの釈迦堂切り通し!

この異空間!
この苔の蓄積具合の禍々しさ!
地形の隆起のおどろおどろしさ!
深い樹海から一転、光が指すという冥途感!

みんなぁ!
原田芳雄が来るぞっ!
サラサーテの盤を取り戻しに来るぞぉ!
清順が!・・・・来るぞう!


と言っても実際「ツィゴイネルワイゼン」を見たのは
自分だけ。写真の三人はとんと知らないので呆れ顔。どこかこのポーズも見返せば気だるそう。

いいんだ!俺は森に遊びに行くんだっ!

(最後のセリフはとある漫画の一台詞です。わかった人には賞金でます。)
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-28 23:48 | tabi
2006年 06月 28日

空を飛びたかったセヴェリン。

a0059578_0333163.jpgアナログ版雑想日誌が17冊目に。
そろそろ表紙に毎度貼る絵葉書がネタギレです。

ところでですが、
大浦光太氏が阿佐ヶ谷で展示をやっています。
なかなか盛況だそうなので皆様行きませう。
もうそろそろワタシも行きます。

大浦光太個展 「公的プライベートタイムズ」
                    6/22~7/4

AM 10:00~PM 8:00 (水曜日定休)
場所・・喫茶室Cobu 
    JR阿佐ヶ谷駅南口・パールセンター街
     婦人服飾雑貨「スミレ」店内・奥
     マツモトキヨシの向かい
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-28 00:50 | 雑想(制作以外)
2006年 06月 27日

イヤホンガイドをしていない外国人が気になって仕方がなかった。

a0059578_1145653.jpg歌舞伎座発上陸だったりする。

六月大歌舞伎。

「暗闇の丑松」
「身替座禅」
「二人夕霧」


歌舞伎らしい演目はないが
グッとくるのは「暗闇の丑松」。

恋人を死に追いやった兄貴を殺して、真昼の通りを狂うように逃げていく幸四郎。
たまらなくかっこいい。ダイナミック。

狂ったような人殺しには夏の盛りがよく似合う。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-27 01:41
2006年 06月 26日

あの録音技師を撃て。

a0059578_1425752.jpgもう二度と録音はやるまい。
と、その録音技師はふと思った。

雨が降り出した。
人の耳になじみ深いこの音も
その録音技師にとっては
不愉快でしかなかった。

一発の銃声がした。
録音技師の胸には穴があく。
耳に響く銃声の音量は
あまりに大きかった。
「振り切れた・・・・。」
録音技師は最後にそう思った。

「録音技師、大通りでの死」(1978) ギルダ・バーバル

昨今、見たもの
「馬鹿が戦車でやってくる」(1964) 監督 山田 洋次
隠れた名作。のどかな農村と駆け抜ける戦車のシュールな組み合わせが今見ても最高!
欧州はこのリメイク権を獲得せよ!

「予告された殺人の記録」(1988) 監督 フランチェスコ・ロージ
ガルシア=マルケスが原作。
「この映画の土地に行きたい」映画。尺の長さは退屈だが、幻想世界主義。
三年の前期からやりたかったイメージがほんとに何気なく2カット出てきた。 
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-26 02:06
2006年 06月 21日

ヤマサキレンキがやってきた。やぁ。やぁ。やぁ。

a0059578_2321065.jpgヤマサキ君が近くまで来たということで原美術館へ。

束芋「ヨロヨロン展」。

「毒の強い印象」があったが展示作品は割とライトな感じで拒否反応なく素直に淡い色使いと線の存在感のセンスのよさを堪能する。

そして中華料理屋で青島啤酒を堪能。軽く酔いどれコンテンポラリー。

あと展示の際、隣にいた老人は恐らく「ゴジラ対ヘドラ」の監督です。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-21 23:10
2006年 06月 20日

板ゼミから、こんにちわ。


夜に

なって

しまった。


そうだ。

しまったんだ。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-20 22:58
2006年 06月 20日

馬鹿が戦車でやってくる。

a0059578_0295588.jpgくすぶっていた週末にケリをつけるため、ヨット乗りのセレブを炊きつけ自主映画製作に貢がせようとしていた知り合いの映像作品上映交流会へ。

活弁士の人が来るという甘言を弄し、友人を千駄木へ拉致る。
結局、持病の再発で活弁士氏は欠席。

あぁ~・・・ごめんなさい。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-20 00:52 | 雑想(制作以外)
2006年 06月 18日

楽園論考。

a0059578_2232013.jpg漫画「ラスト・ワルツ」という地味に話題になった漫画の中で「失はれた地平線」(1937)というSF映画が出てくる。

ようやく本日、ご対面。

大戦前夜、墜落した旅客機のアメリカ人乗客達が墜落したチベットの山奥で「シャングリラ=桃源郷」と呼ばれる国に行き着く。

豊かで、穏やかで、平和なこの桃源郷の中で乗客たちは疑念、嫌悪、希望に悶々としながら
最後に一度帰還した主人公がもう一度、シャングリラを目指し雪山を一人登るという話。

長くて大いに眠くなるが、映像、モチーフはとても新鮮。
特に「桃源郷」的なものが存在する物語は大抵裏があるオチだが、
そうではなく完全に「完璧な世界」として最後まで存在している。

描いた時代と人々からすればこの世界が心からの願いだったわけだろうが、
「完璧なもの」が存在する不安。というトコから見ると私的にはおもしろかった。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-18 22:22 | 雑想(制作以外)
2006年 06月 18日

阿波踊り、世界照準へ。国際法表記「Awa-Dance」で登録申請開始。      (AP通信)

a0059578_4255528.jpg上の話は嘘。虚構。

四谷の映広スタジオへ。
映画「エラヤッチャよいっ!」。
世界輸出へ向け、字幕入れ作業。
と言っても補佐。翻訳ではない。

なかなか奥深い字幕道。
映画「ジョルスン物語」の名台詞。
「お楽しみはこれからだ。」
実際の英文の直訳は、
「あなたがたは
 まだなにも聞いていない。」

それが字幕道なのだ。

リンゴタルト、ごちそうさまでした。
[PR]

by s-tou-takahiko | 2006-06-18 04:45