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2010年 02月 10日

日記に書きそこなった思い出を大切にしておこう。

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Newyork city / United states of America
 
見たりしたもの読んだりしたものをある程度こまめに書き綴るべしと思い
はや年はあけて一月。愕然とする。

以下、一筆書きのように今月見たものについて

METライブヴューイングシリーズというのを松竹が最近はじめたので
二本ほど新宿に見にいく。METとはニューヨークのメトロポリタン歌劇場のことで
ここのいくつかのレパートリーを映像として記録、世界に配信しているというもの。
予告がすごい。「ああ、ほんとに人生がここにある」という感がする。
(あらためて見ると宣伝文がちょっと気恥ずかしいが、やっぱり曲のちからなんだなぁ)

「ホフマン物語」はこれはJacques・Offenbach。「天国と地獄」の曲が有名。
詩人が失恋の痛手から酩酊しながら自分の過去の三人の女との恋の思い出話を語るという話。

最後、全てに絶望して酔うにまかせ、どんぞこまで落ちた主人公のもとにひとり精霊(ミューズ)が現れ
ホフマンの詩人としての才能をほめ、ホフマンはもういちど詩をかくために机に一人むかい始めるという結びになる。

「心の灰のなかからあなたの才能は燃え立つ
 穏やかな気持ちで苦悩にほほえみかけなさい
 人は愛によって大きくなり 涙によって成長する」

この最後の歌はおそらく死ぬまで忘れないだろうと思う。
いい作品だったな。
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by s-tou-takahiko | 2010-02-10 00:54 | 雑想(制作以外)


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