2009年 06月 13日

久しくかぶらない山高帽子。

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Nao-shima / Japan

一月、東京を離れ北の地を歩んだ私は
急に南の島にあこがれ、そしていつしか島の地を踏んでいるのだった。

瀬戸内海、直島。
三日の旅程のうちの二日をこの島で過ごす。
世界のANDOがつくった地中美術館と
島の東側の旧家群を作家が作品化した家プロジェクトのエリアを見てまわる。

地中美術館はパンフにもあったとおり、外観がほとんど存在しない建築。
上から見ても採光用の穴だけしか確認できない。
すごいのは展示室もふくめて場内の照明はほとんどが自然光のみでなりたっているところ。
夏のスパンと入り込んでくる自然光、ワンクッションつけたバウンスの自然光。
コンクリートの螺旋状の回廊の光は「煉獄エロイカ」のようだし
モネの部屋の光は「2001年~」のラストの白い部屋っぽい。

こんな辺境のしかも地中にあるとなればたとえ千年、万年たってたとい人類が消えようとも
この作品なり部屋は少なくとも太陽がなくならない限り今日とおんなじに存在するというのは
それこそモノリスのようなインパクトとちょっとした不気味さすらある。

 (上)直島のフェリー乗り場。60年代のフェリーニ映画にでてくるモダンな建物っぽい。
 (中)いわずと知れた黄色カボチャ。近くにはよらなかったがなかなかのでかさと思われる。
 (下)島の中心部にある農協前のアーケード。「二十四時間の情事」のよう。こういうのに弱い。
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by s-tou-takahiko | 2009-06-13 01:35 | 雑想(制作以外)


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