サイトウ タカヒコ Portfolio (旧HP)

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2006年 05月 08日

廃墟をいかにして虚無とするか?

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「上大岡のガス爆発マンション」と言えばその手のロマン派の人間には有名な場所だが、いよいよ「蛍の光、窓の雪」とお別れの時間がやってきたらしくもう一度行ってきた。

内部が建設途中のまま吹き抜けになっている構造がなんとも言えないくらい深遠でツタと楓と若木から漏れる木漏れ日と相まって幻想的な場所だったが、

a0059578_23561050.jpg現実行ってみるとホントにいよいよお別れという感じで恐らく明日にはこの吹き抜けの箇所へ通ずる通路は破壊されることはほぼ明らかだった。

去年「遠山加奈子の犯罪小説」という話を練っていた時、加奈子の考えた犯罪小説の主人公の男がかつての強盗仲間と出会うシーンという部分があり、なんとなく描いた当時のイメージ画は確実にここの印象だったのも今は懐かしい話。


何も関係はないですが、帰りにはイサム・ノグチを見てきました。
考えさせられるというよりは「腹にすっとおちて落ち着く」という感じでした。
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by s-tou-takahiko | 2006-05-08 00:01 | tabi


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