2006年 03月 21日

第二場から第三場へ。舞台装置切り替えの間、稲生和樹が昔都大会で敗北した立峰高校の思い出を語る。

a0059578_22293558.jpgチェルフィッチュの舞台「三月の5日間」鑑賞。
原作で舞台となる六本木のクラブにて公演。ちょっと心憎い演出。
先に書いてしまった「ニーチェ」もセリフ量の多い芝居だがこちらも負けず劣らず半端なく多い。「はぁい。じゃあ今からこの「三月の5日間」をはじめようと思うんですけど~。」という軽いノリから始まるこの芝居。

三月の5日間を渋谷で過ごす5日間限定の恋愛関係を築く男女とその周囲人々の話なのだが本人または(本人もしくはその友人から聞いたであろう)第三者によって語られるどこかドラマテックだがなにげない五日間の物語はやはり「なにげなく」語られる。時に詳細が適当で構成もおぼつかない、そして脱線や反復を繰り返す。

それはやはり自分らが普段生きている場(リアル?リアル。現実ということですな。)で語られる物語の大半は「なにげなく」「おぼつかなく」「脱線し」「反復する」からだと思う。
「脱線」が多い自分としては「人のフリ見て~」ではないけれど、そいうとこでおもしろかったっす。ただこの戯曲、そういう「リアリティ」を狙いとするとかなり賞味期限の短い戯曲という気がする。言葉遣いは常に変化してるワケで。
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by s-tou-takahiko | 2006-03-21 22:23 | 雑想(制作以外)


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