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2006年 03月 04日

「不器用ですから。」

高倉健の話ではなく、相変わらずエンストを起こしてしまう自分に対して。今日は。

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今日&昨日見たもの
映画「シテール島への脱出」(1983)
監督 テオ・アンゲロプロス
設定、背景がすぐわかる映画。というのが第一印象。
複雑なギリシャの歴史を生身で乗り越えてきたアンゲロプロス氏の<国境三部作>の内の一作品。闘士として戦い流浪の果て故郷に戻ってきた老人の悲劇。
アンゲロプロス映画には独特の歩き方があるという話を前に聞いていたのでじっくり歩く姿を追ってみる。確かに。今度マネしてみよう。
物語自体はわかりやすい部類のものなれどこの冷静な描き方とカメラワークが相変わらず昏睡状態を招く。特に中盤まではかなり淡々としている印象があったがそこはアンゲロプロス。終盤の老人が一人いかだで大海原に流される長まわしはまさに「映画」。

映画「機動警察パトレイバー」 監督 押井 守
都市表現のG教授が「たまんない」って言っているのはこういう街の感じなんだろうか。
しかし東京からこの世界観を掘り出した押井氏はやはり天才(と、あまりいわないほうがよいのか)実写映画にはやはり向かない監督ではあるが実写映画的な表現は上手だと思う。数を重ねるごとに実験トーンと押井ワールドが観客を置いてきぼりにする感じは否めないなと思わせるエンターテイメント。やっぱりシテール島もいいけどこういうのもたまには見ないと。
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by s-tou-takahiko | 2006-03-04 00:17 | 雑想(制作以外)


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