2006年 01月 31日

「そして列車はやってこない」

電車を待っていたら電車の音が左からやってきたのに左に消えていった。
と、いうことでこんなタイトル。
 
 そして愛に至る(2000)
 そして人生はつづく(1992)
 そして誰もいなくなった(1945)
 そして誰もいなくなった(1974)
 そして天使は歌う ぼ◆ぼ◆僕らは正義の味方(1997)
 そして、ひと粒のひかり(2004)
 そして船は行く(1983)
 そして僕は恋をする(1996)
 そして私は抱かれた オフィスレディ達の体験告白<OV>(2003)
 そして私はベニスに生まれた(

「そして○○」というタイトルは今のところこれぐらいあるらしい。

なぜ電車に乗ったかと言えば、映画「ゲルマニウムの夜」

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重いとかではなく沈む。つまる、つまらないという問題でもない。
聖職者たちの集うハズの修道院には汚濁にまみれたものしかない。そんな中映画は進む。
人を殺して修道院に逃げ込む青年が神に挑むように冒涜の限りを尽くす。
だけれど彼はもっと汚濁したものに巻かれ、翻弄される。むしろ最後には彼が人を赦しているようだし、清らかに見えてくる。
「彼が一番(たぶん宗教か神の存在)に近い。」という劇中の神父の言葉はかなり深い。

神とか性とか死とかについて色々考えたことで言えば、大江健三郎の短編を初めて読んだ
時の印象に似てた。ただあんまり調子に乗って語るのは危険な映画です。
エロス、バイオレンス、臓物、男色、吐しゃ物、汚物の季節が満開ながらそれを気持ち悪く見せないのはこの映画の成功点。だけれど映画館に3人しかいなかった。
大丈夫か荒戸源次郎。
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by s-tou-takahiko | 2006-01-31 23:13 | 雑想(制作以外)


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